看護系の仕事は残業や夜勤などの変則的な勤務が多く、生活リズムを崩しがちです。さらに、緊迫した現場も日常茶飯事で、ストレスを多く感じている方が多くいます。しかし、ストレスが多い生活を長年続けていると、うつ病などの精神疾患になる可能性があるので注意が必要です。休職を余儀なくされ、好きな仕事がしたくてもできない状態になると、本人も苦しいでしょうし、とても残念なことです。そのため、長く看護の仕事を持続するためには、メンタルケアが必要不可欠になります。
身体の健康以上に心の健康は、モチベーションや仕事の質に左右するだけでなく、生活リズムや体内のメカニズムにも悪い影響を及ぼすことがあるので、決して甘くみてはいけません。ただし、ストレスをなくすことは自分だけでは難しいと言えます。多くの場合、職場環境や業務内容が深く関わっているので、個人で解決するのは困難でしょう。したがって、ストレスに対する耐性を強くし、常に自分のストレス状態を把握しておくことがポイントです。
メンタル維持に効果的なのは、自発的にカウンセリングを受けることです。日々のストレスチェックはもちろんのこと、少しでも身体や気持ちに異変を感じた場合は、メンタルクリニックのカウンセリングを受けてみてください。万が一、うつ病などの初期症状がある場合は、早期に対処することで症状を軽くし、休職しなくても働きながら治療することが可能になります。これは自発的にカウンセリングを受けなければ発見することはできません。このように、メンタルをいい状態にキープするためには、カウンセリングが大きな効果を発揮するので、ぜひ辛くなる前に受診をしてみましょう。